
リトルワールドで世界旅行
皆さん、こんにちは!
新入社員のお豆です。
今回私が向かったのは、犬山にありますリトルワールド!
「もうひとつの万博」とも呼ばれているここは、野外民族博物館。世界各国の様々な文化や暮らしを知ることが出来ます。
開館とほぼ同時に到着したのですが、閉館の時間までみっちりと楽しむことが出来ました。
そんな魅力が満載のリトルワールド、私の特に気に入ったところをご紹介します!
(そして今回も例に漏れずもりもり爆食いしたので、そちらも併せて紹介します)
犬山駅から直通バスに揺られたどり着いたリトルワールド。バスはどんどん山へ進んで行き、こんな山奥に一体どんな施設があるのかとワクワクが止まりませんでした。
まずはここ、「ペルー アシエンダ領主の家」。
大農園のお家なだけあってとっても広い大豪邸です。
▲地面のタイルがとっても可愛い!
巨大なシャンデリアに大きな壺。礼拝堂には金ピカで豪華な祭壇が。よく見ると小さい顔が無数についていて、夜見るとちょっと怖そうな雰囲気もあります。
▲「顔」、わかりますか?
壁画をじっくり見てみると、手描きで描かれていることに気付く事ができます。筆の動き、少しのはみ出しなど・・・・・・「直筆」を感じられる素晴らしい壁画でした。この壁画は、とても有名な宗教芸術家、ハイメ・ロサンさんが描かれたそうです。
▲筆のストロークを感じました。
そしてペルーのカフェ「エルパティオ」では、カムカムジュース、ドスエキスラガー、ピラルクのフライを頂きました!
▲カムカムジュースは、アセロラっぽい少し酸っぱい味。カムカムはビタミンCの配合率が世界的にも高く、スーパーフルーツとも呼ばれています。夏にキンキンに冷えたカムカムジュースを飲むときっと最高なんだろうな・・・!
▲ドスエキスラガーは、メキシコのビールです。苦味が美味しくて、喉越しが良くとっても飲みやすかったです。敢えてコップの提供をお断りし、直瓶でグビっと!最高でした。
▲ピラルクのフライはその名の通りあの世界最大の淡水魚、ピラルクのフライです。味はあっさりした白身魚という感じ。癖がなく、色んな味付けをして楽しめそうでした。
次は、「インドネシア バリ島貴族の家」。
ここのカフェ、「ワルンバリ」では、ずっと気になっていたものをついに食べることが出来ました。
それが、「カエルの唐揚げ」と「コオロギアイス」。注文すると店員さんが「カエルと昆虫〜」とオーダーを通していて面白かったです。
▲カエルとコオロギ。少し生々しいのでぼかしをかけています。
カエルの唐揚げは、鶏肉とよく似ていました。むね肉とささみの間くらいのような味で、普通に、めちゃくちゃ美味しい!
コオロギは、サクサクしていて全然いける!でもよ〜く舌の上で転がして味わうと少し臭い?アイスと同時に食べるとアイスが先に溶けて、コオロギの羽や足だけが口に残るのが不思議な感覚でした。歯の間に足が挟まってちょっとグロかったです(笑)
(ちなみに、動いている虫はほんっとうに苦手です。食べるのは、いけた)
「イタリア アルベロベッロの家」にて、レストラン「アルベロベッロ」では季節のパスタを注文。
▲初夏を感じるツナとエビのクリームパスタ。
エビとヤングコーンがゴロゴロ乗っていて、チーズが最高に美味しい!最初嗅いだ時はあまりのチーズ臭に驚きましたが、食べると美味しすぎて再び驚き。たまらない!
そこから少し行くとどうぶつ広場があります。
羊、リャマがのんびりとすごしていました。
▲まつ毛が長くて羨ましい。
そして次は「アフリカンプラザ」。アフリカの独特なご飯を食べることが出来ます。
ここで私が頼んだのはエミューコロッケ、アップルタイザー、ワニの唐揚げ、ワニ・ダチョウ・カンガルーの串3本セット。
▲エミューコロッケとアップルタイザー。
エミューコロッケは普通のコロッケとの違いがあまり分からなかったのですが、美味しいコロッケでした。アップルタイザーは、りんご果汁100%なだけあってとてもりんごを感じました。少し酸味があって、美味しかったです。
▲串3本セットとワニの唐揚げ。
ダチョウは、食感は普通の焼き鳥に似ていますが、味は砂肝に似ていました。ワニはあっさりしていてマグロっぽい感じ。カンガルーは牛肉のハラミに似ていて柔らかかったです。私はカンガルーが1番好みでした。
ワニの唐揚げはあっさりで食べやすかったです。すごい、全然食べられる!
そして私が1番楽しみにしていた、「ネパール 仏教寺院」にやって来ました。この寺院は2023年、修復のためクラウドファンディングがされたこともあり、個人的にとても注目していました。丁度ガイドの方がいらっしゃったので、お話を聞くことが出来ました。
入口から入ると左側にまずあるのが六道輪廻図。この六道輪廻というのはバヴァ・チャクラと言い、仏教の根本思想である輪廻転生を表しています。生前の行いで死後どのような裁きを受けるのか、良い行いをした者は天道で、苦しみのない世界へ、悪い行いをした者は地獄道で恐怖と苦しみの世界へ、などが描かれています。
中にはたくさんの仏画が。
▲右:三十五の懺悔仏。この前で懺悔すれば犯した罪が償われるとされています。
左:釈迦と十八羅漢
▲天井には4枚の曼荼羅。
これらの仏画は全て仏画師が手描きで描いています。一般的な壁画とは違い、画家のセンスで描くのではなく仏画はどこに何を描くのかが全て決まっています。これらは現地から招へいされた10名の絵師が、1年半かけて完成させました。
▲ペルーの壁画と同じで、よく見るとわかる「本物感」。全て直筆なんだ・・・・・・と意識すると、神々しさと同時に恐怖すら感じられました。
ずっとここに来ることを楽しみにしていたので、寺院の素晴らしさを全身で感じることが出来、とても心が浄化された気持ちになりました。
また、日本の仏教とネパールの仏教との違いが絵を通して理解することができ、文章で読むだけとは違うリアルを目の当たりにすることができました。
続きまして、こちらは「トルコ イスタンブールの街」にて期間限定で展示されている「アンブレラスカイ」。
梅雨の時期だけ見られる、まさに「映え〜」なスポットでした。
▲空が透けて見えておしゃれ。
こちらは「タイ ラーチャプルック」で頼んだ、ポピアトートとアンチャンティー。
▲ポピアトートはエビと貝柱の春巻き。サックサクの皮からトロトロの餡が出てきて、最高!個人的に今回食べたリトルワールドグルメでNo.1。
▲アンチャンティーはレモンシロップをかけると色が変わる不思議な紅茶。見た目も楽しい🎶
そしてあっという間に閉館1時間前に。歩き疲れてかなりヘトヘトになったので、最後にお土産屋さんにてディッピンドッツを食べましたよ。
(▲これはどこでも食べれるやつ。)
今回のお土産は、ネパールのエリアにてゾウのインテリアとシヴァファミリーのステッカー、指輪、ワールドバザールにて雪塩ちんすこうを買いました。(雪塩ちんすこうは沖縄の有名なお菓子。大好きでとても美味しいのでおすすめです)手描きの六道輪廻の絵画があり、ギリギリまで買うのに悩んでいたのですが、80,000円したので思いとどまりました……(まだ諦めきれていない)
道草を食っていると最後に本館展示を見忘れていたことに気付き、大急ぎで向かいました。リトルワールドに行く前に読んだブログ記事にて「本館だけでも楽しめる」と書かれていたので、見る時間が少なかったことに後悔しました。サラッとになりますが、1番印象に残ったのが最後の展示、「こころの宇宙 価値」です。
▲この神々しさ。開いた口が塞がらない状態で、しばらく身動きができないほど圧倒されてしまいました。
食糧難だったり、生活が苦しい民族でも、悪魔をイメージした仮面を作ったり神をイメージした置物を作ったりしているのは、心の在りどころを作るためなのでしょうか。
いろんな形の「信仰」を見ることが出来、人間の持つ世界観というものを考えさせられました。
リトルワールドに行って学んだのは、「多様性」。
多様性という言葉で言いくるめるのが野暮と感じられるほどその多様さは言葉では言い表せないものがありました。
本館では様々なビデオを見ることが出来たのですが、ものすごくグロテスクな映像があり、私にはなぜそういうことをするのか理解が全くできませんでした。ですが、映っている人達は皆真剣にその姿を見つめています。恐怖など微塵も感じられないような表情でした。
なぜ?と思ってしまうことが文化の違いだと気付きました。
世界を知るということは、理由を知るのではなく、そういった文化がある、ということを知るだけで良いのかもしれません。
言葉も違う、気候も違う、見ているものも、感じていることも全く違うけれど、同じ人間という種族の者たちがそれぞれ自分たちで仲間を作り、文化を作る。神秘的で謎の多い事ばかりで、とても面白かったです。
世界旅行をした気分にもなれるし、人間の誕生からそれぞれの民族の話まで、人間というものの端から端までを展示しているリトルワールド、ぜひ「遊びに行く」という感覚と「学びに行く」という感覚で訪れてみてください。いろんなことに注目してみると、毎回違うものが見えてくると思います。
私は「本物を見る」ということを目的としていたので、手描きのタッチを見たり現地の食事をたくさん食べることが出来て目標達成出来ました✨
次はさらに深堀して、前情報をしっかりと詰め込んでからストーリーなども楽しみたいと思います。
よくこんなに食べられますね…ゲテモノw
大手飲食チェーンでも超・ド定番メニューしか手を出さない私には到底信じられないメニューです。
(グラコロバーガーも月見バーガーもライスバーガーも祇園辻利ドーナツも食べたことがない)
しかしリトルワールドってちゃんと勉強できる所だったんですね。
研修中に話しましたけど、民族衣装来て写真撮り合ってワチャワチャする所だと思ってましたw(お恥ずかしい)
ホント、すごい内容の濃さとボリュームある飲食ですね
マジ、ビックリっス!!
大阪の友達に、万博に行くより「リトルワールド」の方が楽しめるぞ!
って言われた事がよみがえりました(笑)
ホント、観るとこ満載で世界のビールも味わえるなんて最高ですね
また、文章も流れも読みやすいので、行った気分なってしまいました(^^
楽しい雰囲気をありがとうございました♪
お豆ちゃん、食べすぎでしょっ!
笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑←1ダース分
一番気になったのはピラルクのフライ。
カエルは食べたことあるかも、いや、スズメだったかな……
hirataさんほどではないけど、私もどちらかといえば定番が多いので
お豆ちゃんの好奇心&食欲には脱帽です!!!
私もかなり昔の話だけど、リトルワールドには2回行ったことがあります。
でも、お豆ちゃんは私の10倍くらい楽しんで勉強してきた感じです。さすがだね♪